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今日の本棚

金曜日の『今日の本棚』




今回は、こちら

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『おバカな間取り』(竹書房)です。


その名の通り、「ありえない!」と言いたくなるようなへんてこりんな間取りをたっぷり集めた本です。

もともと間取りを見たりするのは好きだったのですが、これがおかしな間取りとなるともう、たまりません。
こういうの大好きです(笑)


表紙に載っている間取りからして大変なことになってます。
部屋のど真ん中に押入です。
ありえません(笑)

他にも、無駄に長い廊下の先にトイレがあったり、玄関開けたらすぐトイレだったり、ワンルームマンションで部屋より広いバルコニーがあったり、長細~いベランダのど真ん中に洗濯機置き場があったり、キッチンがバルコニーにあったり・・・
もう何でもありです。
そうとう笑いました。


時々ひっぱり出してきて、またニヤニヤしたいと思います(笑)


























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先日、知人からこんな本をいただきました。


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『あの人が愛した、とっておきのスイーツレシピ』(大和書房)

これは、NHKの『グレーテルのかまど』という料理番組のレシピ本らしいのです。
こんな番組があっていることも知らなかったのですが、映画や物語に登場するスイーツや著名人の思い出のスイーツなどを再現しよう、というような番組らしいです。


ちなみに、表紙のケーキは、映画監督小津安二郎のショートケーキ、として紹介されているもの。
映画『麦秋』の中で“ 贅沢なスイーツ ”として取り上げられたというショートケーキ。
昭和20年代半ばの当時は、現在の価格で1万円近くにもなる高級品だったそうです。


他にも、ナポレオンのクレープ、とか、坂本龍馬のカステラ、とか、ちょっと気になるスイーツが盛りだくさん。

写真も豊富だし、著名人やスイーツにまつわるちょっとしたコラムもあったりして、読み物としても十分楽しめました。


肝心のお菓子作りの方は・・・あまり得意ではないので、誰か作ってくれないかな~というのが本音です(笑)


























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今回はこちら

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『宮沢賢治童話全集』(岩崎書店)です。


今まで苦手としていた宮沢賢治にちょっと挑戦してみようかな~と思い立ち、どうせならと、全12巻の全集を読み始めました。


これが、意外と(と言っては何ですが)面白かったです。

宮沢賢治と言うと、自然描写が多く、独特な擬音語を使って、とっても幻想的でファンタスティックで、ちょっとよくわからない話(笑)、というイメージが強かったのですが、なんのなんの、なかなか辛口な寓話っぽいのも書いたりしてたんですね。
この1巻の表題にもなっている『ツェねずみ』も、ほんわかした話を想像しながら読み始めたのに、あらあらまあ~すごい毒(笑)
意表をつかれる話も多くて、けっこう楽しめました。


これから12巻まで頑張って読破して、宮沢賢治の世界にどっぷりはまってみたいと思います。



























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本屋大賞、発表されました!

大賞は、

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和田竜作『村上海賊の娘』(新潮社)です。


やったあ!
初めて予想が当たりました♪♪♪
嬉しいです。


ちなみに2位以下は、、、

2位『昨夜のカレー、明日のパン』木皿泉(河出書房新社)
3位『島はぼくらと』辻村深月(講談社)
4位『さようなら、オレンジ』岩城けい(筑摩書房)
5位『とっぴんぱらりの風太郎』万城目学(文藝春秋)
6位『教場』長岡弘樹(小学館)
7位『ランチのアッコちゃん』柚木麻子(双葉社)
8位『想像ラジオ』いとうせいこう(河出書房新社)
9位『聖なる怠け者の冒険』森見登美彦(朝日新聞出版)
10位『去年の冬、きみと別れ』中村文則(幻冬舎)



今年のこの結果は、納得、な感じです。



来年はどんな本が選ばれるのか、1年間楽しみに待とうと思います♪




























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いよいよ、本屋大賞発表の日が近づいてきました。
来週の火曜日、8日が発表日です。

今年は、長年の目標だったノミネート10作品読破!を、ついに成し遂げました!!
頑張りました~(笑)


では、改めてノミネート作品をご紹介します。

『教場』長岡弘樹/小学館
『去年の冬、きみと別れ』中村文則/幻冬舎
『さようなら、オレンジ』岩城けい/筑摩書房
『島はぼくらと』辻村深月/講談社
『聖なる怠け者の冒険』/森見登美彦/朝日新聞出版
『想像ラジオ』いとうせいこう/河出書房新社
『とっぴんぱらりの風太郎』万城目学/文藝春秋
『村上海賊の娘』和田竜/新潮社
『昨夜のカレー、明日のパン』木皿泉/河出書房新社
『ランチのアッコちゃん』柚木麻子/双葉社

の10作品。


大賞予想は・・・

一番好きだったのは『島はぼくらと』でしたが、、、

う~ん・・・大賞は、『村上海賊の娘』かなあ。


この予想も、実は毎年外しています・・・(^^;)
今年こそは当たってる気がしますが(笑)、さてさてどうなるか。

4日後が楽しみです♪♪♪



























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今回は、、、またもや官兵衛もののこちらです。

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葉室麟作『風の王国 官兵衛異聞』(講談社)


これまた図書館の官兵衛コーナーにあった本なのですが、、、 
官兵衛というより、キリシタンをテーマに扱った連作短編集でした。

信長から秀吉、そして徳川へとつながっていく時代に、官兵衛をはじめキリシタンたちがどのように時代に翻弄されていったのか。

官兵衛のことも、キリシタンであるということを前面に打ち出して描かれていて、彼の行動の裏にはキリシタンを守るため、という強い信念があった、となっています。

こういうテーマの本はあまり読んだことがなかったので新鮮でした。

そして、信念を持って生きる人々の芯の強さに、とても心を打たれました。

カッコイイですねえ~~~。
ほれぼれします。



作者の葉室さんは、福岡の出身で、歴史小説をたくさん出されているようです。
福岡に関わりのある小説も多くあるようだし、2012年に直木賞を受賞した作品も気になります。
ぜひとも他の作品も読んでみたいと思いました。





















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今回はこちら

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『日本人がつい間違えるNGカタカナ英語』デイビッド・セイン著(主婦と生活社)です。
アメリカ人の著者から見た、通じない日本のカタカナ英語がたーくさん紹介されています。
もちろん、ちゃんと通じる英語も合わせて。

とっても身近なものだと、例えば、«シャーペン»
これは、正式に«シャープペンシル»と言っても通じません!
英語では、«mechanical pencil(メカニカルペンシル)»と言うのだそうです。

他にも、«ノートパソコン»もNG。
英語では«laptop(ラップトップ)»
そう聞くと、ああそういえば日本でもラップトップ型パソコンとか言うな~と思ったりしました。

ちなみに、«パソコン»も通じないそうです。
ただしこれは、正式に«パーソナルコンピューター»と言えばOKのようで、他にも、«アパート»«スーパー»«(パソコンの)ソフト»も、略さずに«アパートメント»«スーパーマーケット»«ソフトウェア»と言えばOKなのだそう。



最近カタカナ語が氾濫していて、カタカナ=英語、みたいに思い込んでいる部分ってものすごく多いのだなと改めて思いました。


英語圏の国に行く機会は・・・あまりないような気もするのですが(^^;)、単純に「へえ~!」と思うだけでも楽しい本でした。




























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今回はこちら


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池谷裕二著『脳には妙なクセがある』(扶桑社)


この人の著作は前にも読んだことがあるのですが、何しろ科学の世界の進歩はめざましいですから!
最新の研究や実験でわかったことなど、新たな内容も多く、面白かったです。


一番印象に残ったのは、“ 笑顔 ” の効用について。
笑顔は周りの人をハッピーにする、という効用はわかりきったことでしょうが、、、
なんと、笑顔は、見ている人だけでなく、笑顔を浮かべている人にとっても良い効果があるのだそうです。
ドイツの研究者によると、笑顔に似た表情を作ると、快楽に関係したドーパミン系の神経活動が起こるそうで、楽しいから笑顔になるというより、笑顔を作るから楽しくなる、ということも言えるのだそう。

面白いな~と思いました。
なんだか最近楽しくないなと思う時こそ、敢えて笑顔を浮かべてみるといいのかも。


周りの人だけでなく、自分まで楽しくしてしまう“ 笑顔 ”
これからも、できるだけ笑顔でいることを心掛けようと思いました。


























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今回はこちら


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おかべたかし・文/山出高士・写真『目でみることば』(東京書籍)です。


この本、著者のおかべさんが気になった言葉の語源を調べ、その言葉の語源となったものをカメラマンの山出さんと一緒に実際に撮りに行って、まとめたものだそうです。

ちなみに、この表紙のたこ。
『ひっぱりだこ』の語源になったというタコの干物だとか。

他にも、『頭隠して尻隠さず』や『うだつが上がらない』『几帳面』『灯台下暗し』など、40の言葉が収録されています。


語源そのものを知らなくて「へえ~」という言葉があったり、語源は知っていたけどそのものについては見たことがなかった言葉があったりと、なかなか面白かったです。
こういう切り口の語源の本ってあまり見ないので新鮮でした。


『目でみることば2』も出ているようなので、そちらもまた読んでみようと思います。


























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前回に引き続き、武士もののこちら


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『ずかん武具』(技術評論社)です。


私は歴女というわけではないのですが(むしろ、歴史は苦手教科でした ^^;)、黒田官兵衛が大河ドラマになったり、『清州会議』や『利休にたずねよ』『村上海賊の娘』『とっぴんぱらりの風太郎』などを読んだりと、このところなんとなく歴史(それもちょうど秀吉あたり)づいていて、どうもそういう本についつい目が行ってしまうようで・・・


さて、この本。
タイトル通り、そのものズバリ『武具』の本です。
子ども向けの本なので、写真やイラストが豊富で言葉もわかりやすく、私みたいな初心者にもピッタリでした。


日本では、弥生時代から武具が使われていたことがわかっているようです。
けっこう立派な剣や鉾があったようですね。

それ以降も、時代ごとにさまざまな武具が紹介されています。

伝統的な日本刀の作り方や、戦国時代の変わった兜なども載っていて、興味深かったです。


これから歴史ものを読んだりするとき、きっともっと情景が浮かびやすくなるだろうな~と、ちょっと楽しみです。


ちなみに、小5の息子も、この本にはかなり食いついてました(笑)






















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